Steamの「2020年の年間ベスト」に輝いたタイトルが公開。売上上位から人気の早期アクセス卒業タイトル、コントローラー使用が多いゲームまで |

Valveは12月27日、Steamにおける「2020年の年間ベスト」を振り返る特設ページを公開。1年間の売り上げ上位タイトルや人気の新作、ベストセラーの早期アクセス卒業タイトルやVRゲーム、またもっともプレイされたゲームや、コントローラー使用ユーザーの間で成功を収めたタイトルを公開した。

まずは2020年の売上上位タイトルをいくつか見ていこう。これはゲーム本体の販売に加え、DLCやゲーム内取引からの収益も含めた総収益からランキング化。集計期間は1月1日から12月18日まで。プラチナ(売上1位~12位)・ゴールド(13位~24位)・シルバー(25位~40位)・ブロンズ(41位~100位)にグループ分けした大まかな順位付けがおこなわれており、グループ内の並びは順不同。この基準はほかのカテゴリも同様である。

プラチナには、まず『Counter-Strike: Global Offensive』『Dota 2』『Grand Theft Auto V』が今年も入った。2016年に年間ベストの公開を始めてから5年連続となる常連である。今年になって突如大きな人気を獲得した『Among Us』や、まだ発売間もない『Cyberpunk 2077』もプラチナ入りした。ゴールドは、『Mount & Blade II: Bannerlord』や『Baldur’s Gate 3』といった人気シリーズの新作や、実況配信から火がついた『Phasmophobia』などとなっている。

シルバーには、今年のGOTY候補にも多く選出された『Hades』や、地球規模のシミュレーションが話題の『Microsoft Flight Simulator』などがランクイン。そしてブロンズには『Half-Life: Alyx』や『Ori and the Will of the Wisps』といった新作のほか、Steamに再参入したEAタイトルが複数入った。

人気の新作には、今年の新作に限定した全体での総収益トップ25と、各月のトップ作品がリストアップ。集計期間は、各タイトルの配信日から2週間である。上に挙げたタイトル以外では、『DOOM Eternal』『Fall Guys』『The Outer Worlds』『Temtem』『Grounded』『Marvel’s Avengers』『DEATH STRANDING』『BIOHAZARD RE:3』などがトップ25入りしている。ちなみに、リリース月としてもっとも多かったのは3月と10月で、5月はゼロだったそうだ。

各月のトップ作品では小規模なインディー作品も存在感を見せており、『DEEEER Simulator』や『WORLD OF HORROR』『One Step From Eden』『Spiritfarer』『Untitled Goose Game』『Superliminal』『Monster Sanctuary』『天穂のサクナヒメ』などがランクイン。インディー以外を含め、日本の作品も多い。

今年正式リリースを迎えた早期アクセス卒業タイトルのトップタイトルは、早期アクセス中を含む2020年内の総収益をもとに、プラチナからシルバーまでの3段階でランキング化。まずプラチナには、4年半を経てついに正式リリースされた『Factorio』や、高い評価を誇る『Risk of Rain 2』『Noita』『Deep Rock Galactic』などがランクイン。そのほか、人気音楽ゲームシリーズ最新作の『DJMAX RESPECT V』や、先述した『Hades』もここに入っている。

ゴールドには、『Half-Life』のファンリメイクである『Black Mesa』や、『Besiege』『Bright Memory』『Unrailed!』などの人気インディーゲームが並ぶ。そしてシルバーには、『Dota』の世界観を持つオートチェス『Dota Underlords』のほか、『Parkasaurus』や『Littlewood』『shapez.io』などの“圧倒的に好評”タイトルも多くランクインした。

売上上位のVR専用タイトルは、1月1日から2020年12月18日までの総収益からランキング化されている。プラチナには、すでに定番VRゲームとなっている『Beat Saber』や『SUPERHOT VR』『Pistol Whip』のほか、『The Walking Dead: Saints & Sinners』『VRカノジョ』などが入った。ゴールドにはゲーム以外に、『Virtual Desktop』や『OVR Toolkit』といったPCのデスクトップ操作を可能にするアプリがランクインしていることが特徴的だ。

シルバーは、Respawn Entertainmentが手がけた『メダル・オブ・オナー』シリーズ最新作『Medal of Honor: Above and Beyond』や、バーチャルストリップクラブ『VR Paradise』など。そしてブロンズには、『The Walking Dead Onslaught』や『L.A. Noire: The VR Case Files』『Surgeon Simulator: Experience Reality』などが入っており、必ずしもユーザーレビュー評価が高いものばかりでない点が興味深い。なお、VRタイトルは全体では800本以上がリリースされ、昨年から30%増加したとのこと。

今年もっともプレイされたゲームは、同時接続プレイヤー数のピークをもとに分類。無料配布や週末フリープレイなどの一時的な急増は除外されている。ランキング入りしたタイトルは売上上位タイトルと被ることも多く、20万人を突破したタイトルでは、先述したもの以外では『モンスターハンター:ワールド』や『Destiny 2』などが同じくトップに。一方、『Life is Strange 2』は売上上位には入っていないが多くプレイされたようだ。

同時接続プレイヤー数10万人以上には、『エーペックスレジェンズ』や『ロケットリーグ』『レインボーシックス シージ』といった運営型タイトルのほか、『ウィッチャー3 ワイルドハント』などが根強い人気を見せる。5万人以上では、『Halo: The Master Chief Collection』や『Sea of Thieves』といったマイクロソフトタイトルや、SIEの『Horizon Zero Dawn Complete Edition』などが入っている。そして3万人以上には、『ファイナルファンタジーXIV』や『Stardew Valley』『Don’t Starve Together』など40タイトル以上がランクインした。

最後は、コントローラー使用ユーザーの間で今年成功を収めたタイトル。定番のXboxコントローラーやDUALSHOCKといったゲームパッドだけでなく、アーケードスティックなど多数のデバイスが含まれ、1日のコントローラー使用プレイヤーの最大数によって順位付けされた。全体的にコンソールとのマルチプラットフォームタイトルが目立ち、ほかのランキングではあまり見られなかったスポーツゲームや格闘ゲームなども多いことが特徴だ。

プラチナには、売上上位タイトルのほか、『FIFA 21』や『DARK SOULS III』がランクイン。ゴールドには『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』や『STAR WARS:スコードロン』『eFootball ウイニングイレブン 2021』、シルバーは『デビル メイ クライ 5』『鉄拳7』『Spelunky 2』、そしてブロンズには『ストリートファイターV』『龍が如く0 誓いの場所』『F1 2019』『仁王 Complete Edition』などが入っり、日本の大手メーカータイトルが多く見られる。

ここに挙げたタイトルは各カテゴリのごく一部。Steamの「2020年の年間ベスト」の詳細については特設ページをチェックしてほしい。現在ウィンターセールがおこなわれており、購入の参考にするのも良いだろう。


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