「ぷよぷよカップ SEASON3 10月オンライン大会」レポート。プロ・一般の混合eスポーツ競技会は完全オンラインにて実施。その勝利の行方は?


 セガは,「ぷよぷよ」のプロ・一般混合eスポーツ競技会「ぷよぷよカップ SEASON3 10月オンライン大会」の決勝トーナメントを,2020年10月24日に開催した。

取材陣もオンラインでの観戦となったため,本稿の掲載画像は配信映像をキャプチャしたもの

 本大会は,「ぷよぷよ」シリーズのeスポーツ・プロライセンス取得選手と一般選手が混合で競う競技会で,このSEASON3は,新型コロナウイルス感染拡大防止対策のために,完全オンラインでの開催となった。
 当日の決勝トーナメントには全16名の選手が進出し,全員が自宅からのリモート出場でその腕を競った。

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解説のmomoken氏(左)とMCの橘ゆりかさん(右)

 実況解説席をセガのスタジオに設け,予選・決勝ともに観戦モードが使用された本大会。プロ大会常連のともくん選手delta選手などが脱落するなど予選もかなり熾烈で,決勝トーナメントにはプロ選手が5名一般選手が11名進出していた。
 一般選手はプレイヤーの間ではよく知られた手練れが名を連ねており,オンライン開催ということで遠方に在住する選手の出場も見られた。
 また中継にコメントを入れたり,動画チャンネルで大会でプレイする自身の様子を配信したりと,オンラインならではの楽しみ方をしていた選手もいたようだ。

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決勝トーナメントの組み合わせはこちら

 解説のmomoken氏はオンラインでの大会について,「観客がいて大会ごとにシチュエーションが異なるオフライン大会よりも,自宅で練習しているときと同じ感覚でプレイができるので,普段より大会のレベルが高くなるのではないか」と予想した。

 その予想の通り,大会は1回戦から見どころのある試合の連続であった。プロ大会常連のぴぽにあ選手ヨダソウマ選手がいきなり当たり,超ハイレベルな戦いの末にヨダソウマ選手が5−3で勝利したと思えば,高校1年生の気鋭,たつのこ選手がベテランプロのKamestry選手を破るなどして,観戦するファンを盛り上げる。
 いさな選手タイタン選手といったプロが勝ち上がる一方,韓国から参加のpuyota選手や沖縄から参加のta-ti選手もその実力で勝利をおさめていった。

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実況は観戦モードを通じて行われ,選手の顔写真が表示された。対戦は5本先取で勝利となる

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ここ2大会で優勝しているぴぽにあ選手(左)を破ったヨダソウマ選手(右)。予選ではともくん選手にも勝利している

 準々決勝では,ta-ti選手ヨダソウマ選手を破る快挙を見せた。たつのこ選手も,コスプレ姿のプレイヤー写真とギャップのある実力で配信のコメント欄を沸かせたranea選手に勝利し,準決勝へと進出。いさな選手タイタン選手も,puyota選手reoru選手をそれぞれ破り,ここでベスト4のメンバーが揃った。
 なお,この4名の選手は,2022年3月開催予定の「ぷよぷよランキングプロ選抜大会 SEASON4」へ出場権が付与される。

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コスプレ写真に注目が集まったranea選手(左)。一時はたつのこ選手(右)をリードする強さを見せたが,逆転されてしまった

 準決勝第1戦は,いさな選手ta-ti選手の対決。“沖縄最強”と呼ばれるta-ti選手は要所で対応の巧さを見せていくが,いさな選手も負けじと中盤まではほぼ互角の勝負を見せる。しかし,2−2で迎えた5戦目で,相手が仕掛けた連鎖本線発火の対応にミスをしたta-ti選手がペースを崩され,立て続けにポイントを取られてしまう。最後はぷよの色の運にも見放され,5−2でいさな選手が決勝へ進出した。

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いさな選手(左)の9連鎖に対抗できる連鎖を作れなかったta-ti選手(右)

 準決勝第2戦は,今回の最年少プレイヤーにして昨年の国体のベスト16に入り,プロ入りも視野に入れているというたつのこ選手と,昨年プロになったばかりのタイタン選手の対戦だ。
 タイタン選手は,連鎖の本線をしっかり組みつつ,中盤からの攻めでたつのこ選手を追い詰め,あっという間に3連勝する。たつのこ選手も,持ち前のテクニックでタイタン選手の隙をうまく突いて2連勝し,追い上げを期待させる。しかしペースはタイタン選手にあり,全消しを絡めた攻めが冴え,続いて2連勝し決勝へと進んだ

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たつのこ選手(左)がとっておいた全消しを,2度目の4連鎖全消しで打ち消したタイタン選手(右)

 プロ同士のカードで迎えた決勝戦。試合前の電話インタビューで,いさな選手「最初は緊張していたが,だいぶ仕上がってきた」と述べる。
 一方,タイタン選手「決勝トーナメントは攻めがうまくできていたので,決勝も攻めていきたい」と返答。さらに「いさな選手も連鎖本線での攻めが得意なので,負けずに戦っていきたい」と続けた。

 決勝トーナメントに進出したプロは5名と少なかったが,やはり決勝に残るプロには安定感があり,場慣れした強さはオンラインでも発揮されていると解説のTom氏は語る。そして試合は,タイタン選手のコメント通り,2人の本線の大連鎖のぶつかり合いに注目が集まった。

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現役プロのTom氏(左)も解説者として登場した

 大連鎖を仕込みつつ,中盤の牽制で相手に本線を打たせ,それを上回る連鎖で勝負を決めるという見応えのある対戦で1−1となるも,タイタン選手が攻めの姿勢を崩さず,連鎖尾を全て回収する美しい本線連鎖はいさな選手の本線を上回る。
 さらにタイタン選手は,中盤の素早い攻めで翻弄したり,攻められた際も冷静に対応したりと,終わってみればその後1本もいさな選手に取らせず,1−5で圧勝する結果となった。

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いさな選手(左)の反撃にも完璧な対応でゲームを制したタイタン選手(右)

 勝利,にインタビューに応えたタイタン選手は,「中盤での仕掛けが効果的に働きました。攻めてやられる経験が多いので,今回は自分が攻めに回り,それが予想以上にうまくはまった。攻めの重要さを改めて感じました」と語っていた。
 解説のTom氏も「タイタン選手は中盤と本線に隙がなかった。いさな選手は何もできなかった……。あれは,どうしたらよかったのか考えちゃうな……」と,まるでいさな選手の気持ちを代弁するかのように,言葉を詰まらせていた。

 momoken氏は,初のオンライン開催に「(通信切断などの)トラブルがなくてよかった」と振り返る。また,新しいプレイヤーが活躍できるのも自宅からオンラインで参加できたからこそだと,その利点を挙げていた。

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次回,11月14日の「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON3 STAGE2」は,有料生配信が実施される

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